さあ 針はりはゼロを指さした
駆かけ出だそう ベッドは無重力むじゅうりょく
醒さめてはくれないね 君きみの声こえ、サヨナラの残響おと

擦すり減へったレコードが
優やさしく思おもい出でを奏かなでた

最後さいごの言葉ことばだから綺麗きれいなんて
霞かすんだ昨日かこは涙なみだのせい

When swan sings last song
The time for walk with you, I loved.

目めに映うつるものは やがて
変かわるだろう 例外れいがいはないね
大切たいせつだと気付きづいてから 失なくす事こと 目めを背そむけてた

心こころの硝子がらす まるで
スパンコールの様ように煌きらめいてた

羽根はねはなくても
何なにをなくしても
解ほどけてく糸いとへ
今いまも焦こがれて

When I sings your song
At end of the world, I loved.

舞まい落おちた花弁はなびら
もう 面影おもかげも無ないね
悲かなしい詩うた 今いまの景色けしき
忘わすれないように 頬ほほを撫なでた

閃光せんこうのように 深ふかい闇抜やみぬけて
終おわらない夢ゆめに 別わかれを告つげる
散ちりゆく日々ひびも
未完成みかんせいな詩達うたも
未来みらいを奏かなで 地平ちへいを越こえて

When swan sings last song
The time for walk with you, I loved.