もう一切いっさい、もう一切いっさい 振ふり返かえらずに歩あゆみ続つづけたい
まだまだ終おわらないから

あの日描ひかいた夢ゆめはまだ この手ての中なかにないけど
まだ終おわらなくて 果はてしなくて 道みちは続つづいてく
昨日きのうの悲かなしみも涙なみだも まだ渇かわきやしないけど
痛いたみ堪こらえて 負まけそうでも歩あゆみを止とめない

零こぼれ落おちた涙なみだの意味いみを教おしえてよ
ため息いきの中なか ひたすらもがいて光ひかりを探さがしてるよ

今日きょうは泣ないたって、泣ないたって「いつか笑わらえるはず」そう言いって
空見上そらみあげて、手てを広ひろげて 明日あしたの自分じぶんを準備じゅんびして
せめてもう一回いっかい、もう一回いっかい 君きみがくれた笑顔えがおで笑わらいたい
まだまだ終おわらないから

誰だれかの為ためじゃなくていい 自分じぶんの為ために生いきても
その姿すがたきっと 誰だれかの微笑ほほえみをつくるから

揺ゆれる気持きもち抑おさえてまぶたを閉とじるよ
暗闇くらやみの中なか 真まっ直すぐ差さし込こむ 光ひかりを今見いまみつけたよ

何なにか失うしなって、失うしなって かけがえのないもの手てに入いれて
また守まもって、ただ守まもって 明日あしたへと一歩踏いっぽふみ出だすよ
だからもう一切いっさい、もう一切いっさい 振ふり返かえらずに歩あゆみ続つづけたい
僕ぼくは一人ひとりじゃないから

あの日交ひかわした約束やくそくをずっと覚おぼえているから 涙堪なみだこらえて

もっと頑張がんばって、頑張がんばって 駆かけ抜ぬけて光ひかりを追おい越こして
もう一切いっさい、金輪際こんりんざい 弱音よわねや不安ふあんを閉とじ込こめて
せめてもう一回いっかい、もう一回いっかい 君きみがくれた笑顔えがおで笑わらいたい
まだまだ終おわらないから