小雨こさめが降ふり出だした 野良猫のらねこも逃にげてった
君きみはただデタラメな 鼻歌はなうたを口くちずさんでた

想像そうぞうが膨ふくらめば 永遠えいえんだってあるんだ
今いまなら飛とべそうな気きがしてる夜よるなんだ

二人ふたりで駆かけ出だした このまま 奪うばい去さりたい
笑わらい声ごえが響ひびく空そら 君きみだけを見みていた

誰だれにも探さがせない 秘密ひみつの場所ばしょに
閉とじ込こめた約束やくそくは あふれてしまいそうだ

不思議ふしぎなテレパシーで 君きみを感かんじていたい
カッコ悪わるい姿すがたでも 全すべて見みせたいんだ

水性すいせいの絵えの具ぐで汚よごして 運命うんめいの糸いとも書かき足たして
風船ふうせんを打うち上あげた夜よるのパレードで踊おどりましょう

二人ふたりで駆かけ出だした このまま 奪うばい去さりたい
笑わらい声ごえが響ひびく空そら 君きみだけを見みていた

夢ゆめでも会あいたいな 無理矢理むりやり ドアを開あける
届とどきたい 何度なんどでも 君きみに届とどきたい