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よみがな
たよりなく色付いろづいた 薄紅うすべにそら見上みあげた
やけにとおくにひびく いつもの電車でんしゃおと

上書うわがきされる日々ひびみかけのあいいくつも
てられないせつなさも 「丁度ちょうどいい」とつぶやいた

このに(このに)れたのは
こんなにも(こんなにも)やわらかなかぜ

だれもがねが明日あすかなえたいおもいをつよつよ
かさつづけてるいまを このむねにいつまでもあるいて

われないまよいのなか つづった手紙てがみの あの言葉ことば
何処どこかの街角まちかどかけた 見知みしらぬだれかのうた

もういまは(もういまは)ちがってても
そういまこころなか

ひとなみくすときがるとしても
ゆずれないねがいを いつのかこのうでつかるまで

ゆめ後先あとさき傷跡きずあとのこちか大切たいせつなもの
えぬおもい またひとつえた 言葉ことばではりないから もとめて
すべてみたい

だれもがねが明日あすかなえたいおもいをつよつよ
かさつづけてるいまを このむねにいつまでもあるいて
いつかつかみたい