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いそいで 歩道橋ほどうきょうがる
きみ横顔よこがお かけたから
戸惑とまど鼓動こどうのままで
びなれていた 名前呼なまえよんだ

いたきみは なんだか綺麗きれいになってて
相変あいかわらずぼくおなじジーンズのままで

ぎこちなく 挨拶あいさつわして
言葉少ことばすくなに あるきだす

ルルルル…
うまくひとみをつめられない

わらないしぐさ てると うれしくなって
馬鹿ばかみたいさひとり あのころもどったみたいに

きみえたよ うれしくてなみだあふれそうで そら見上みあげた
どれくらいぼくしあわせだったのだろう
いつもひとみを つめていた あんなにちかくで

毎日まいにちが ただぎてゆくけど
たまにいいもあったりするよ
こうして ならんであるいてると
ふとそのれそうになる

はなしたいこと たくさんあったはずだけど
このままきっと なにらないままで

きみえるかな またいつかどこかで 改札口かいさつぐちちいさく
きみむねくるしくなる
いつもひとみを つめていた あんなにちかくで