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急いそぎ足あしで時間じかんを追おいかけて 気きが付ついたら記憶きおくに無ない景色広けしきひろがる
何なにを探さがして何なにに導みちびかれて何なにをしに来きた?僕ぼくは誰だれだろう
思おもい出だせない 気配感けはいかんじない 長ながい長ながい路地裏ろじうらの白昼夢はくちゅうむ
歩あるきだして耳みみを撫なでるメロディに 懐なつかしい窓絵まどえが見みえた
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 赤あかい花達はなたちウワサ話ばなし
廃工場はいこうじょうの中なか 水溜みずたまりに映うつした緑みどり
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 青あおい空そらが零こぼした涙なみだ
白しろと黒色くろいろの足跡あしあとが ぺたり
ノイズが奔はしるスペクトル反転はんてん 目めまぐるしく巻まき戻もどした時間じかんの途中とちゅう
穢けがれない世界せかいに至いたるまでの御伽おとぎ 取とり繕つくろった平和へいわの裏側うらがわ
やめて 観みたくない こんなの違ちがうの 暗くらい暗くらい一面いちめんの銀世界ぎんせかい
泣なき出だして頬ほほを伝つたうエレジーに 逆さかさま空そらが落おちてくる
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 焼やけた花達積はなたちつみ重かさねて
正方向せいほうこうの嘘うそ 腐敗ふはいした水みずに蓋ふたをする
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 青あおい空白々そらしらじらしい雲くも
僕ぼくの時計とけいは急停止きゅうていし ぴたり
いかがですか どちらの世界せかいがあなたの目めには本物ほんものに映うつりますか
答こたえはありません そう ここは全すべてが 本当ほんとうの嘘うそ
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 狭せまい部屋今飛へやいまとび出だして
現実げんじつの檻おり 固かためた鎖解くさりとき放はなとう
逆方向ぎゃくほうこうの街まち いつでも在あるよ裏側うらがわに
ドアを開あけた裏うらの裏側うらがわ 音おとも立たてず ひそり
何なにを探さがして何なにに導みちびかれて何なにをしに来きた?僕ぼくは誰だれだろう
思おもい出だせない 気配感けはいかんじない 長ながい長ながい路地裏ろじうらの白昼夢はくちゅうむ
歩あるきだして耳みみを撫なでるメロディに 懐なつかしい窓絵まどえが見みえた
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 赤あかい花達はなたちウワサ話ばなし
廃工場はいこうじょうの中なか 水溜みずたまりに映うつした緑みどり
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 青あおい空そらが零こぼした涙なみだ
白しろと黒色くろいろの足跡あしあとが ぺたり
ノイズが奔はしるスペクトル反転はんてん 目めまぐるしく巻まき戻もどした時間じかんの途中とちゅう
穢けがれない世界せかいに至いたるまでの御伽おとぎ 取とり繕つくろった平和へいわの裏側うらがわ
やめて 観みたくない こんなの違ちがうの 暗くらい暗くらい一面いちめんの銀世界ぎんせかい
泣なき出だして頬ほほを伝つたうエレジーに 逆さかさま空そらが落おちてくる
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 焼やけた花達積はなたちつみ重かさねて
正方向せいほうこうの嘘うそ 腐敗ふはいした水みずに蓋ふたをする
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 青あおい空白々そらしらじらしい雲くも
僕ぼくの時計とけいは急停止きゅうていし ぴたり
いかがですか どちらの世界せかいがあなたの目めには本物ほんものに映うつりますか
答こたえはありません そう ここは全すべてが 本当ほんとうの嘘うそ
逆方向ぎゃくほうこうの街まち 狭せまい部屋今飛へやいまとび出だして
現実げんじつの檻おり 固かためた鎖解くさりとき放はなとう
逆方向ぎゃくほうこうの街まち いつでも在あるよ裏側うらがわに
ドアを開あけた裏うらの裏側うらがわ 音おとも立たてず ひそり