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アルバムのなかきみはいつも微笑ほほえ
なみだなんてらない とでもいうようなかお
わたしのどこがき はにかみ せた睫毛まつげ
まるで昨日きのうのように ぼくむねかきむしる

なつ空咲そらさ花火はなびふたり見上みあ
永遠とわちかったはずなのに

秋色あきいろまる 銀杏並木いちょうなみきにひとり
おものページが 色褪いろあせぬように
わかすぎたぼくを どんなに懺悔ざんげしても
もうもどれない きずつきぎたきみ
こおりひとみせつなくて

寝返ねがえりをてば いつでもきみはそこにいて
無邪気むじゃき寝顔ねがおに そっとくちびるつけた

はるあさ 高原こうげんこみち かげかさ
あいふかめたはずなのに

ゆるされるのなら きみもどしたい
たとえ世界中せかいじゅうひと てきまわしても
かならまもるよ この命尽いのちつてても
こごえるこころ ときながれのなか
もれてしまわぬように

もしきみ大空おおぞらいたいとねがうなら
かぜつばさとして ぼくきよう

秋色あきいろまる 銀杏並木いちょうなみきにひとり
おものページが 色褪いろあせぬように
ゆるされるのなら きみもどしたい
たとえ世界中せかいじゅうひと てきまわしても

まれるまえから 運命さだめ女性ひと
あき夜空よぞら幾千いくせん星達ほしたち ぼくきみつけよう