- 文字サイズ
- よみがな
長靴ながぐつの中なかの感覚かんかくも無ないのに まだ遊あそんで
日ひは暮くれても また明日あしただって
同おなじ無限むげんの自由じゆうが広ひろがるのに
べた雪ゆきの丹前たんぜんにくるまって
仰あおいだ空そらが あまりに広ひろくて
吸すい込こまれそうで
怖こわくて べそかいたのはいつの日ひか
あっと言ゆう間まにこんな風ふうに
僕ぼくらは大人おとなになっていたよ
「イヤだイヤだ」と駄々だだをこねて
戻もどりたいと眠ねむるだけさ
屋根やねにぶら下さがる
氷こおりの剣つるぎを取とり合あって
無我夢中むがむちゅうで闘たたかって
折おれたら 舐なめて かじって不味まずくて ただ笑わらって
ふとした時ときそんな風ふうに
僕ぼくらは子供こどもに帰かえって行ゆくよ
カラカラと音おとを立たてながら
巻まき戻もどしをするみたいさ
あっと言ゆう間まに こんな風ふうに
僕ぼくらは大人おとなになっていたよ
「イヤだイヤだ」と駄々だだをこねて
戻もどりたいと眠ねむるだけさ
ほんの少すこしの一休ひとやすみさ
日ひは暮くれても また明日あしただって
同おなじ無限むげんの自由じゆうが広ひろがるのに
べた雪ゆきの丹前たんぜんにくるまって
仰あおいだ空そらが あまりに広ひろくて
吸すい込こまれそうで
怖こわくて べそかいたのはいつの日ひか
あっと言ゆう間まにこんな風ふうに
僕ぼくらは大人おとなになっていたよ
「イヤだイヤだ」と駄々だだをこねて
戻もどりたいと眠ねむるだけさ
屋根やねにぶら下さがる
氷こおりの剣つるぎを取とり合あって
無我夢中むがむちゅうで闘たたかって
折おれたら 舐なめて かじって不味まずくて ただ笑わらって
ふとした時ときそんな風ふうに
僕ぼくらは子供こどもに帰かえって行ゆくよ
カラカラと音おとを立たてながら
巻まき戻もどしをするみたいさ
あっと言ゆう間まに こんな風ふうに
僕ぼくらは大人おとなになっていたよ
「イヤだイヤだ」と駄々だだをこねて
戻もどりたいと眠ねむるだけさ
ほんの少すこしの一休ひとやすみさ