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よみがな
イカロスのような 無垢むく勇気ゆうきくして いま きてるぼく
それなりの日々ひびを それなりに ただごして はてなをにぎりしめてる

こたえをさがすと 迷路めいろになる
こたえが此処ここにあるとれば すべてがあたらしい音色ねいろになる

このかぜこうに たしかなかがやきがあるはずさ そうしんじて
そのなみだはきっと いつかかわくはずさ
いまはまだむずかしくても いまとおえても
わずかな微笑ほほえみだけでいい かぜって いきらして はしってくんだよ

おそれることはない きみのその暗闇くらやみ段々だんだん れてゆくよ
をつけるべきは きみのそのまぶしさにすら れてしまうこと

写真しゃしんうつった林檎りんごならば 呼吸こきゅうをすることなく
あか永遠えいえんわかつづける

だれあいさない そうめていたのに 不意ふいむねが ときめいたり
大丈夫だいじょうぶって だいじょばないことを
かかえきれず なみだえてきた

めない ゆめなか過去かこさえも 未来みらいさえも
えようとした めることが こわくて じた

ぼく両腕りょううで昨日きのうのあなたを きしめることはできず
ぼくくちびる明日あしたのあなたにキスを することもできないけど
かぜって あなたのをとって 今日いまをただけて
夕暮ゆうぐれのこうで ほしきだしたら やさしいうた 二人ふたりうたおう
いまはまだ ちいさなこえでいい こえにならなくてもいいよ
きみぼくくちびるうたつなごう