伝つたえたい想おもいが この胸むねにはたくさんあるのに
喉のどのFilterを通とおり愛あいの無ない言葉ことばに変かわった
気付きづけば僕ぼくらは いつだって本音ほんねを隠かくして
ぶつかる事恐ことおそれ 心こころを映うつす鏡かがみを割わった

君きみの味方みかたになりたくて 涙なみだもこぼしたい
その誓ちかいを交かわした日ひ 十月じゅうがつの雨あめシズク

不思議ふしぎなものだね 月日つきひの流ながれというのは
愛あいの信号しんごうを 鈍感どんかんな色いろに変かえてゆく
「きっと僕ぼくらは大丈夫だいじょうぶ!」そんな風ふうに思おもっていたのに
今いまではそんなこと 遠とおい昔むかしの話はなしになった

傘かさをさし街まちを歩あるく 思おもい出でがよぎる
雨あめが心こころにささやく 「このままじゃいけない」と

空そらはあの頃ころと同おなじ 雨あめを降ふらして
ふたりの心こころの距離きょりを眺ながめ続つづけていた
君きみの味方みかたになりたくて 涙なみだもこぼしたい
2年前にねんまえの誓ちかった日ひ 十月じゅうがつの雨あめシズク
このままじゃいけないと…
十月じゅうがつの雨あめシズク