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草木くさきもない灰色はいいろの 固かたい大地だいちの上うえに立たつ
道みちは全部最終的ぜんぶさいしゅうてきに ぼやけて消きえていく
唐辛子多とうがらしおおめでお願ねがい 何なにも変かわらないけれど
古ふるい機械きかいも泣ないている ため息隠いきかくすように
曇くもり空ぞらを突つき抜ぬけて 君きみと旅たびに出でたい
まだ前書まえがきの物語ものがたり 崩くずれそうな背景はいけいを染そめていけ
寸前すんぜんの街まちで生うまれて しずくに群むらがるアリの
一匹いっぴきとして生いきてきた フェイクの味あじに酔よい
部外者ぶがいしゃには堕おちまいと やわい言葉吐ことばはきながら
配給はいきゅうされる悦よろこびを あえて疑うたがわずに
高たかい柵さくを乗のり越こえて 君きみと旅たびに出でたい
本当ほんとうの温ぬくもり想定そうていして すすけてる鳩はとをとき放はなて
塵ちりと間違まちがえそうな 伝説でんせつかき集あつめて
隠かくされた続つづきを探さぐる
ギリギリの持もち物ものと とっておきのときめきを
君きみの分ぶんまで用意よういして 今日きょうも夢見ゆめみている
その時ときが来くることを すぐにでも来くることを
最高さいこうの旅立たびだちを 今日きょうも夢見ゆめみている
道みちは全部最終的ぜんぶさいしゅうてきに ぼやけて消きえていく
唐辛子多とうがらしおおめでお願ねがい 何なにも変かわらないけれど
古ふるい機械きかいも泣ないている ため息隠いきかくすように
曇くもり空ぞらを突つき抜ぬけて 君きみと旅たびに出でたい
まだ前書まえがきの物語ものがたり 崩くずれそうな背景はいけいを染そめていけ
寸前すんぜんの街まちで生うまれて しずくに群むらがるアリの
一匹いっぴきとして生いきてきた フェイクの味あじに酔よい
部外者ぶがいしゃには堕おちまいと やわい言葉吐ことばはきながら
配給はいきゅうされる悦よろこびを あえて疑うたがわずに
高たかい柵さくを乗のり越こえて 君きみと旅たびに出でたい
本当ほんとうの温ぬくもり想定そうていして すすけてる鳩はとをとき放はなて
塵ちりと間違まちがえそうな 伝説でんせつかき集あつめて
隠かくされた続つづきを探さぐる
ギリギリの持もち物ものと とっておきのときめきを
君きみの分ぶんまで用意よういして 今日きょうも夢見ゆめみている
その時ときが来くることを すぐにでも来くることを
最高さいこうの旅立たびだちを 今日きょうも夢見ゆめみている