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よみがな
雲一くもひとつない 青空あおぞら飛行船ひこうせん いかけていた
はなにおいに よそしてたら 見失みうしなって途方とほうにくれたけど

あたまかきむしって 何度なんどかべえた
トンネルのそのさきつぎ迷路めいろっていた
才能さいのうなんてなくたって げてきたかがや
絶望ぜつぼうのシダをかきわけ すすんでいくぼくらの楽園らくえん

いつかえがいたゆめ色褪いろあせぬまま いまきみんでいる
けられないもある ばせとおくまで
靴底くつぞこ らせ らせ らせ
すりらすまえ勝敗しょうはい行方ゆくえ自分じぶんなか

うそ矛盾むじゅんふくらんだリュック おくほう何入なにいれてたっけなぁ
端折はしょってやろうとしてさ ぎゃくにややこしくなってた
あれこれしてさ 中途半端ちゅうとはんぱわってた
らくみちなどないね そんなに時間じかんはないけど
まだいまならばいつける距離きょりかもしれない楽園らくえん

ればかりの天気てんき滅入めいってしまうから たまにあめられて
はるとお場所ばしょまで きみとならいけるはず
そらに かざせ かざせ かざせ
きみだけのかさいまよりへこまなきゃ
たかたかたかく そう
たかく もっと べない

いつかえがいたゆめ色褪いろあせぬまま いまきみんでいる
けられないもある ばせとおくまで
靴底くつぞこ らせ らせ らせ
すりらすまえにさあともこう
あの楽園らくえんきみとならける