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なみだかわかぬ 二人ふたりなら
いっそ きみつよいて
夜風よかぜ二人ふたり うまで
だまったまま あいつたえたい

わかれた その またゆめもどろう
こころゆくまでも 二人ふたりおどろう
一人ひとりきりはさみしすぎて
どうしようもなく きみきで
部屋へやのこきみかおりが
さみしさを君去きみさったあとには
だから「つぎきみいえで」
なんて言葉ことば むねなか めて

えないよるかぞえて
せつなさのグラスにあいそそいで
こんなにもいとしくおもえたのはきみだけ

ぼくが「いたい」とったら
もしも ぼくがそうっていいなら
でも こわれてしまうのこわくて
臆病おくびょうぼくはそらす
はなれれば はなれるほど
気持きもちはあふながれるように
えないよるをいくつえて
この気持きもちは いつ きみとどける

ガラスしにねむれない街並まちな
こんなよるきみいたい
またしずけさに ほど
いかける あまいキスの余韻よいん
記憶きおくひびくあのこえ
ちいさくとお夜空よぞら
ためいきまじりのバラードじゃおどれない
きみへのおも今届いまとどけたい

一人ひとりきりより 二人寄ふたりよ
一人ひとりきりのには 電話でんわするよ
さみしいくせに 何食なにくわぬかお
ぼく見送みおくきみいとしくて

えないよるかぞえて
せつなさのグラスにあいそそいで
こんなにもいとしくおもえたのはきみだけ

きみ出逢であってからぼく
本当ほんとうせつなさおぼえたよ
いたくてふるえる
かたいま さえながら
きみかげきしめたなら…
一人酔ひとりよいしれる
らないケイタイのそば

えないよるかぞえて
せつなさのグラスにあいそそいで
こんなにもいとしくおもえたのはきみだけ
いまこころなか

電話でんわると静寂せいじゃくあめ
「またね」と何度なんどひび
さびしさかくして なにわず
無邪気むじゃきこえにはこころいた
いたくても えなくて
このおもいはれなくて
あぁ 夜空よぞらこうの神様かみさま
ときもどして 本物ほんものあいなら