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もうどれくらいあるいたのだろう きゃくのいない音楽団おんがくだん
まわりくるうメリーゴーランド あしきずり声枯こえからす
ないおとのループたちが 感覚かんかくうばっていく
出来損できそこないのきょくまれば 砂時計すなどけい命刻いのちきざ

条件満じょうけんみたすあいさきには 条件付じょうけんつきのしあわ
ふたり以上いじょうこいえらんだ ふたりには後悔こうかいうず

ぼくと世界せかいつなうたよ どうかきみとどきますように
れないあいで きっとすくしてあげるからいて
きみきずつけるすべてのもの ぼくはころ覚悟かくご出来できてんだ
えない えない いたみもほらすぐになくなるように うたうから

まもれやしない約束やくそくがほら ふたりをうそつきにした
ああもっと いたいことをしてりゃ
ぼくのあと のこってたかな?
ちかえやしない指切ゆびきりがほら ふたりを臆病おくびょうにした
ああもっと ひどいことをしてりゃ
ぼくのこと わすれなかった?

もうすこしだけ あとすこしだけ 欲張よくばりなぼくらは子供こどものまま
もとって きずつけった かすかな 未来みらいしんじないから
ませるってったね、針千本はりせんぼん ぼくまないから、専門せんもん
だってそれよりつら気持きもちをこれ以上いじょうないくらい、かんじてるもん。

さよならいつか、もういちどいつか、また出会であえるのならわらいあって
つたなはかなかないはしない夢物語ゆめものがたりさけ
きみしあわせをねがほど はいたしてくあい藻屑もくず
つのつのおもいはやがて 此処ここにただそそぐ、すなとなる。

だけどぼくうたうたきみため うたうた
むねおくのこった ふたりのうそが、宝物たからものなんだ。

すきのしるしのきすのはずだろう ふたりかさねた、口約束くちづけ