文字サイズ
よみがな
いつも ここで わらいあって はしゃいでた
あのころ きみしがってた あか風船ふうせん そらいま はな

この はなえていく くちびるからあふれる
こと ゆらりふらり 秋模様あきもよう 色褪いろあせていくの

季節きせつ背筋せすじげて えなかった
にじきみこぼれないようそら見上みあげて

いかけても いかけてもね 辿たどけない
げていくつきのように とおまばゆく この かすめて

何度なんど何度なんどぼくきずつけて
何度なんど何度なんどきみふかめて
何度なんど何度なんどこわれるコトの
どうかぼくこわして

ねがくろうみ見上みあげる きみのもとへ

そらうみかさなりうコトは

水面みなもわせ この手触てふれても
ひろがる波紋はもんゆがきみ姿すがたってはもど
また微笑ほほえみかける

いかけても いかけてもね 辿たどけない
げていくつきのように とおまばゆく この かすめて

今宵こよいつきひかりは とても とても 綺麗きれい

かなしみも記憶きおくえていくコトは