風かぜが吹ふいて気付きづけば 咲さいて散ちる花はなもある
あっという間まに 流ながれ行ゆく日々ひび

ボヤボヤしてるとさ 置おいてかれそう
見失みうしなう 希望きぼうの光ひかり

そう僕ぼくが昔描むかしえがいてた僕ぼくは こんなんじゃなくて
きっと 今いまよりもっと大人おとなになってるはずだった

子供こどもの頃ころに見みてた 自分じぶんくらいの人ひとって
すごく大人おとなに見みえていたけど

実際じっさい そうでもない自分じぶんがいて
不安ふあんと焦あせりの中なか

そう僕ぼくが昔描むかしえがいてた僕ぼくは もっとスゴイはずで
そんな自分じぶんになれる日ひは まだ少すこし先さきみたいだ

見上みあげた夜空よぞらに そっと吐はくため息一いきひとつ
そんな 凹へこむ程ほど 何なにもしてないのに

「あぁもしも あの時ときこうしてれば…」なんて
考かんがえたくないから 今いまを悔くいなく歩あゆもう
扉とびらを開ひらいて

僕ぼくが昔描むかしえがいてた僕ぼくは 今いまとは違ちがうけれど
まだ時間じかんはあるさ ほら 道みちは続つづいてくから