思おもいもよらない 別わかれの午後ごごは
ありがとうも さよならも
何なにひとつ 言いえずじまい
ふいに途切とぎれる 人生じんせいだったら
もっとやさしく すればよかった

強つよいふりして こらえるあなた
こんな ときぐらい
声上こえあげて 泣ないたらいい
やつれた頬ほほを はさんだ両手りょうて
名残なごりのキスぐらい 気きづいてよ

青空あおぞら
祈いのりの言葉ことばに 私わたしはほどけて溶とけてく
青空あおぞら
あきらめきれない気持きもちのままで

笑わらって泣ないた ふたりの暮くらしは
あまりにも ささやかで
いとおしむ 間まもなくて
一秒いちびょうごとが 宝石ほうせきだったと
なくしてはじめて 気きづくのね

見果みはてぬ夢ゆめを 数かぞえたままで
そよ風かぜ 揺ゆれたら
梢こずえから 旅立たびだつの
また会あえたら そのときはもう
抱だきしめてはなさずに いてほしい

青空あおぞら
過すごした時間じかんの長ながさじゃ はかれぬ仕合しあわせ
青空あおぞら
あなたに出会であえて ほんとによかった

青空あおぞら
祈いのりの言葉ことばに 私わたしはほどけて溶とけてく
青空あおぞら
いつでもここから あなたを見みてる

青空あおぞら
いつでもここから あなたを見みてる