雪ゆきは白しろく大地だいちを染そめて
空そらへ続つづく道みちを造つくる

結むすんだ手てがまぼろしのようで
遠とおく見みえる背中せなかに触ふれた

箱はこの中なかの時間じかんのような
音符おんぷの無ない ritardando

明日溶あしたとける夢ゆめの中なかだから
永遠えいえんまで歩あるいて行ゆけそうで

傘かさの陰かげでそっと
微笑ほほえんだ瞳ひとみ
秘密ひみつめいた夜よる
二人ふたりだけで
優やさしくなる残像ざんぞう
遠とおく見みえる街灯がいとう
世界せかいは今小いまちいさな箱庭はこにわ

よろこびへ続つづく
白しろい道みちをずっと
二人ふたりで行ゆけると
信しんじてみたくなる
さよならとそっと
つぶやいたあとで
明日会あしたあえるのに
不思議ふしぎねと
笑わらう
fallin' snow

雪ゆきが溶とけた朝あさにはきっと
消きえた夜よるを想おもいながら

雪ゆきの日ひを
唄うたいながら