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よみがな
きみこえこえていた 月夜つきよみち こころかぜになる
ただしずかに ながれるように おもめたこころあい

真面目まじめなふりして とき傷付きずついて 素直すなおになれずに
しあわせになって』ときみわせたのは
結局けっきょくぼく

なみだがこぼれてしまうくらい 本当ほんとうきみきだったの
一番大切いちばんたいせつおもいを うしなうことで気付きづくなんて
ああ、こいは まぼろし

きっとぼくらはおもったより さびしくってこころあい

ぶつかりあって つけてきた日々ひび硝子がらすのようにもろ
つよめて しんじてゆくこと わかっていたのに

よろこびもかなしみも全部ぜんぶ ぼくらをかすためのものなら
このさきなにこっても みちはずっとつづいてゆく

なみだがあふれてしまうくらい 本当ほんとうきみいとしかった
一番大切いちばんたいせつ時間じかんを ひとりいて今日きょうねむ
ああ、あいの あとさき

つきかりにらされて ぼく何度なんどかされてゆく
いたみをってぬくもりになる ふかそら見上みあげている

なみだがこぼれてしまうくらい 本当ほんとうきみきだったの
一番大切いちばんたいせつおもいをうしなうことで気付きづくなんて
ああ、こいは まぼろし