とりとめもなく
胸むねの内うちをさらけ出だす前まえに
声こえにならない
その思おもいに耳みみを傾かたむけて

誰だれも彼かれもみんな
人ひとに見みせる顔かおの
裏側うらがわに迷まよいや悩なやみを抱かかえて
それでもひたむきに
いうなれば健気けなげに
しあわせを願ねがって
日々ひびを生いきてるけど

時ときには不条理ふじょうりな
現実げんじつを目めにして
やりきれない思おもい呟つぶやいたりする
それでも不用意ふよういに
こぼした一言ひとことが
誤解ごかいを招まねいたり
誰だれかを傷きずつける

大事だいじにしたい
私わたしにしかわからない私わたし
大事だいじにしたい
あなたにしかわからないあなた

くじけそうな自分じぶんを
許ゆるした時とき
なにもかもが不安ふあんに飲のみ込こまれる
小ちいさな声こえじゃうまく伝つたわらない
ならば強つよく、そう強つよく
叫さけんでいたい
叫さけんでいたい

針はりで穴あなを開あけた
心こころの風船ふうせんは
少すこしずつ、でも確実かくじつにしぼんでく
中途半端ちゅうとはんぱなまま
答こたえも出でていない
曖昧あいまいな空気くうきが流ながれ出だしてしまう

ひとりひとりが
この世界せかいの一部いちぶだと思おもう
その溜ため息いきが
この未来みらいを埋うめ尽つくさぬように

弾はじけるような自分じぶんで
ありたいから
受うけとめたら、感かんじて、考かんがえたい
その力ちからで、心こころを膨ふくらませて
もっと高たかく、そう高たかく
舞まい上あがりたい
舞まい上あがりたい

くじけそうな自分じぶんを
支ささえながら
胸むねを張はって、いつでも歩あるいてたい
たとえ絵空事えそらごとだといわれていい
だから希望きぼうの言葉ことば
叫さけび続つづける
叫さけび続つづける