どんなにもがいてみても結局荊けっきょくいばらの道みちを
いつも選えらんでしまう貴方あなた、懲こりない男おとこ
騙だまされてあげる 私あたしは私あたしよ

どんなに背伸せのびをしても見みえる景色けしきは同おなじ
我わが儘ままにも退屈たいくつ、まるで裸はだかの女王じょおう
深ふかく閉とざされた氷こおりは溶とかせない

夢ゆめなら醒さめて嘘うそは大好だいすき シラケた恋こいのささやきは

私あたしの吐息といき 貴方あなたの背中せなか
私あたしの嘆なげき 貴方あなたの欺瞞ぎまん
制御せいぎょは不能ふのう 溺おぼれる情事じょうじ
待まつのは孤独こどく 末路まつろは地獄じごく
つまらない逃にげ口上こうじょうなんて此処ここでは止よしてよ
ほら今いますぐやればいいじゃない

つまり余計よけいなものを背負せおいたくないだけよ
鏡かがみの前まえで泣ないて己惚うぬぼれている女おんな
気持きもちがよければなんでも構かまわない

恋こいなら醒さめて愛あいならやめて シラケたキスの後味あとあじは

私わたしの吐息といき 貴方あなたの背中せなか
私わたしの嘆なげき 貴方あなたの欺瞞ぎまん
制御せいぎょは不能ふのう 溺おぼれる情事じょうじ
待まつのは孤独こどく 末路まつろは地獄じごく
うらはらな言葉ことばにシビれて気絶きぜつしたいのよ
ほら今いますぐやればいいじゃない