この花はなよ
春はる 夏なつ 秋あき 冬ふゆ 赤咲あかさいて
愛あいに きらり ひかり 極きわみ…

蜘蛛くもの糸いとのように
か弱よわく 力強ちからづよく
誰だれもみな
産声うぶごえから始はじまったいまを

このくにで 彩いろどっている
縁えにを結ゆいて 生いきている…

十二色じゅうにいろと 一色いちいろあたし
四季咲しきさいて
縁えにを結ゆいて
この道みちをゆけ 白しろいそら

眼めや肌はだや心こころのいろは
それぞれでいい
引ひき寄よせた
陽ひと月つきと過去かこいま未来みらいは素敵すてきだろう

古都ことのくにで 風かぜ 詩うた 雨う
縁えにを結ゆいて 聴きこえくる…

一度いちどきりと 一色いちいろあたし
四季咲しきさいて
縁えにを結ゆいて
その道みちゆけと ありがとう…

水みずひとしずくが
海うみへと走はしったら
天てんへクレッシェンドしていく
地ちへ落おち
球きゅうとスパイラルで
体からだに舞まい戻もどるボレロの詞しは love…

溢あふれ出だした涙なみだに沈しずんだ
街まちをいま拭ぬぐわないで
見みつめる愛あいで生いきていたい

与あたえたい
叶かなえたい

想おもい出だしてる

美うるわしき くにを…