わたしは夢ゆめみるからくりドール 毎時まいじちょうどに 時計とけいの中なかから
笑顔えがおで飛とびだし くるくるまわるの 小鳥ことりと 子猫こねこと 双子ふたごのロバと

朝あさの8時はちじと 夕方5時ゆうがたごじに いつも見みている人ひとがいるのよ
熱あついまなざし 見みつめられると わたしもゆらゆら 胸むねがときめく

誰だれも知しらない わたしの中なかに こんなに燃もえる 心こころがあると

cu cura pa cu cura まわるわたし
cu cura pa cu cura 世界せかいもまわる

毎朝毎晩まいあさまいばん 姿すがたを見みても 彼かれに近ちかづくことさえできない
せつない想おもいで 見みつめているだけ 誰だれか助たすけて わたしの恋こいを

ある日ひ 真夜中まよなか 訪たずねてきたの 魔法使まほうつかいの お助たすけおばあさん
人間にんげんの娘むすめに 変かえてあげるよ 二度にどともとには 戻もどれないがね

戻もどることなど 望のぞみはしない 彼かれのところに 行いければいいの

cu cura pa cu cura 魔法まほうの杖つえが
cu cura pa cu cura 妖あやしく光ひかる

彼かれに近ちかづき 言葉ことばをかけた わたしが誰だれだかわかりますか? と
彼かれはうなずき なぜだと叫さけんだ ほんとにきみを愛あいしてたのに

人間にんげんなんて寒気さむけがするよ 君きみを返かえして 人形にんぎょうのきみ

cu cura pa cu cura 彼かれが逃にげる
cu cura pa cu cura 心こころが割われる

cu cura pa cu cura 彼かれが逃にげる
cu cura pa cu cura 世界せかいが割われる