「つまらねぇ」。そんな気分きぶんに呑のまれちゃって、
つまんねぇヤローになんないで。

「変かわらねぇ」。そればっか、まだ言ゆうだけで、
君きみも変かわらないんだねぇ。まぁ、こっち向むいて、

あれがダメだ、これがダメだ、ばっかだったら、もうホント、
オレの全すべて、今いまの全すべて、カラッポさ。

飛とび込こんで行いこうよ、その手てをかして。
飛とび込こんで行いこうよ、見みえるから。

誰だれかが用意よういしてくれた道みちの上うえ、
上手うまく、乗のれないんだよね。

体からだは帰かえれたって、いろんな想おもいは、
戻もどる場所ばしょがないんだぜ。まぁ、こっち向むいて、

誰だれのためか、何なんのためか言ゆう前まえにな、ちょっと、
底そこの奥おくの本当ほんとうの声こえ、聞きかせてよ。

たとえ、離はなれ離ばなれになって、
たとえ、共ともにいれなくても、
あの日ひくれた声こえが今いまも、本物ほんものならば…飛とび込こんで行いこう。

誰だれのためか、理由りゆうつけて吐はく前まえに、もうホント、
君きみの奥おくの本当ほんとうの声こえ、聞きかせてよ…聞きかせてよ。
この一瞬いっしゅんが永遠えいえんというものだから。

飛とび込こんで行いこうよ、この手てをつかめ。
飛とび込こんで行いこうよ、行いけるから。