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さくらひとひらはるわりを げるようにりゆく...

記憶きおく片隅かたすみ いまよりもおおきくえてた
あなたの背中せなかも このみちならんださくら

あなたにかれ むねおどらせたあの
あふれる笑顔えがおなか

さくらひとひらはるはじまり ちいさなかたうえ
りててすぐそばにいて その未来照みらいてらしてくれたのでしょう
見渡みわた景色けしきなにわってないけれども
時計とけいはりはただしずかに 記憶きおくかすめる

あなたにひとうし姿すがた
一人立ひとりたくしていた

さくらひとひらなつたずに どこまでもとおくヘ
そして夜空よぞら永遠えいえんはなとなりかがやつつけるでしょう

あるれたあさに あなたがほほにキスした
まぶしくてじたまま うれしくてゆびにぎったんだ

やさしいかぜつつまれながら あなたにまもられて
おしえてくれた大切たいせつなこと わすれないこのむねにそっと

さくらひとひら季節きせつめぐながふゆえて
そして夜空よぞら永遠えいえんはなとなりかがやつづけるでしょう
さくらひとひら...