暗くらい海底かいていで光求ひかりもとめては
飢うえた眼差まなざしをただ振ふり回まわすだけ

何処どこにあるの 何時いつか辿たどり着つけるの
問とい掛かける声こえさえも泡あわになり消きえるだけ

止とまる事ことなど許ゆるされない
悲かなしい宿命さだめを背負せおって
同おなじ景色けしきをどこまでも
ただ前まえにだけ ただ前まえにだけ

I'm a shark
I'm a shark
I'm a shark
泳およぎ続つづけるだけ

早はやい水流すいりゅうに光飲ひかりのまれては
痩やせた鼻先はなさきでただ嗅かぎまわるだけ

どこかにあるさ いつか辿たどり着つけるさ
言いい聞きかせる声こえさえも砂すなが舞まい濁にごるだけ

止とまる事ことなど許ゆるされない
悲かなしい宿命さだめを背負せおって
同おなじ景色けしきをどこまでも
ただ前まえにだけ ただ前まえにだけ

恐おそれや不安ふあんや戸惑とまどいが
僕ぼくの行ゆく手てを阻はばむなら
いっそ心全部捨こころぜんぶすて去さって
ただ前まえにだけ ただ前まえにだけ

I'm a shark
I'm a shark
I'm a shark
泳およぎ続つづけるだけ

I'm a shark どんなに辛つらくても
I'm a shark どんなに険けわしくても
I'm a shark 力尽ちからつきるまで
泳およぎ続つづけるだけ

I'm a shark どんなに遠とおくても
I'm a shark どんなに見みえなくても
I'm a shark 光照ひかりてらす方ほうへ
泳およぎ続つづけるだけ