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ふかざす夜明よあ
静寂せいじゃくひび鼓動こどう まない悲鳴ひめい
孤独こどくよるともしたいの
まだ とどかない

てられた存在価値そんざいかち
だれもいなくなった きずだらけの身体からだ
おも欠片塵かけらちりえて
さびしさにくるい あのひとやみへと

悲痛ひつうさけ拒絶恐きょぜつおそみみふさいだ
憎悪ぞうおひとみ 自分じぶん何処どこる?

ふかざす夜明よあ
静寂せいじゃくひび鼓動こどう まない悲鳴ひめい
孤独こどくよるともしたいのり まだ

もとめていた あたたかな
愛情あいじょうえた幼子おさなごよう

こわれたこころ そのくるしみわれたなら
空虚くうきょひとみ 自分じぶん何処どこる?

ふかざす夜明よあ
静寂せいじゃくひび鼓動こどう まない悲鳴ひめい
孤独こどくよるともしたいの
何故なぜ とどかない

あめともながれる
けがいたみがいつかえるまで
ただけばいい このまま
力尽ちからつきるまで

ふかざした夜明よあ
いの
たとえ ゆるされなくても
きみきみでいい 此処ここにいればいい」
…だからけばいい
おのれいたさけつづけろ
いつかすべてゆるせるるなら
そのときまで