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少年しょうねんはあの日燃ひもえるこいをして
れそうなこころきしめた
ゆきしたからしたぼく
明日あすへの約束やくそくけた

そっとそっと でもかた
きみむすんだかたちのこるように

千枚せんまいのひらをらせたよ
たかそらへとくばせして
千年せんねん彼方かなたからかぜんだよ
いつかおもして
あいはめぐることを

老人ろうじんはひとりぼくそば
黄金色こがねいろ沈黙ちんもくいてた
こころからあいしたあのひとの
わらごえ耳澄みみすませたんだろう

ひとひとは なぜこうも
えないものにつよくなれるのかな

千枚せんまいのひらをらせたよ
いていたのはぼくのほうだ
千年せんねん彼方かなたまでえてゆく
おもいのうつくしさを
ぼくはずっとてた

いつもいつも ぼく
何度なんど何度なんどだってあるして
ここから

千枚せんまいのひらをらせたよ
たかそらへとくばせして
千年せんねん彼方かなたからかぜんだよ
いつかおもして
あいはめぐることを

千枚せんまいのひらをらせよう
たかそらへと約束やくそくしよう
千年せんねん彼方かなたまでつづくのが人生ひと
だからをつなごう
あいはめぐる めぐるから