文字サイズ
よみがな
祖国そこく墓土つちへとねむ
わがきずなちから
現世いまこそきみへとつな
つるぎもっ

ほこたぬもの
おさめるには
隷従れいじゅう跫音あしおと
こえるだけだろう

どうして
みちなきみちさえたしかにすすんでたのに
あれほどいさましい時代じだいえて

たからかにうたわん
いま革命かくめい
おそれさえくらむという
滅亡めつぼう
ほのおよりはげしく

志貫こころざしつらぬかんと
先人せんじんおしいだ
現代いまこそきみへとつた
ひと声音以こえもっ

おごちるもの
その肉叢ししむら
憂国ゆうこくのぼり
千切ちぎくだろう

どれだけ
つまづたおれてけがれて傷負きずおっても
それでも真直まっすきてため

がれかわん
さあ再生さいせい
瓦礫がれきにもしずめる
種芽吹たねめぶかせて
ああまだ明日あす

自由じゆうあいする真紅あかちょう
むねやぶばたけ

いくども
たたかあらそうばってやぶれてちても
かえされるおろかととうと

たからかにうたわん
いま革命かくめい
おそれさえくらむという
滅亡めつぼう
ひかりよりうつくしく