氷こおりのように冷さめた背中せなか 温度おんどだけでも交まじわりたくて
恐おそる恐おそる触ふれてみた
混まざる程ほどに浮うかび上あがる「孤独こどく」という悲かなしい個体こたい
それでも貴方あなたが欲ほしい

何度なんども何度なんども貴方あなたを求もとめては突つき放はなす
一時ひとときだけでもいいから私わたしを見みて

壊こわれた心こころからこぼれ落おちる 涙なみだという私わたしの欠片かけら
呼吸こきゅうすらも忘わすれたい

その言葉ことばも、その笑顔えがおも…貴方あなたを形成するつくるその全すべてが
愛いとしすぎて狂くるいそうで
どこにいるの?なにしてるの?誰だれといるの?愛あいしてるの?
もがく程ほどに沈しずんでいく

何度なんども何度なんども貴方あなたの偽いつわりの愛あいを乞こう
一時ひとときだけでもいいから私わたしを見みて

情なさけない言葉ことばで繋つなぎ止とめる だけど…だけどそれでもいいの
理由あかしなんかなくていい

ひび割われた私わたしを埋うめるように ゆっくり貴方あなたを感かんじたい
例たとえ全すべて失うしなってもいい

何度なんども何度なんども貴方あなたの偽いつわりの愛あいを乞こう
一時ひとときだけでもいいから私わたしを見みて

情なさけない言葉ことばで繋つなぎ止とめる だけど…だけどそれでもいいの
理由あかしなんかなくていい

ひび割われた私わたしを埋うめるように ゆっくり貴方あなたを感かんじたい
例たとえ全すべて失うしなってもいいから