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とおそら 三日月みかづきのこ
夜明よあけのあお汽車きしゃ
わたしのすべての一日いちにち
かがやいた記憶きおくにするため

ほえたてるかぜ
からだを 裏返うらがえすようにきつけ
はこ赤土あかつきくにえて

たびげるため
それともなにかをうため
いそいで 孤独こどくときこそ
希望きぼうはあるから

いつから しんじてたゆめにさえも
こたさがせずに
自分じぶん自分じぶんきずつけてた

あたらしいつばさひろげる
ときめきも さからうよわさも
けとめて わたし
すべての瞬間しゅんかんあいしているから
きしめて あるいてゆくから

しあわせ」それはね
言葉ことばさきったから だれもが
しがりすぎたり からずなげいたり

片手かたてあま荷物にもつのいとしさ
ときすすむだけ
わたしが どこまではなれようと

あたたかいははむねおと
ざわめきにまぎれおも
今日きょうまでの わたしのすべては
明日あしたへとつづいてゆくから
あたらしいつばさひろげる
ときめきも さからうよわさも
けとめて わたし
すべての瞬間しゅんかんあいしているから
きしめて あるいてゆくから
いつだって あいしているから