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ほんの小ちいさく声こえを張はり
ここはどこかと尋たずねてた
言ゆうに耐たえない結末けつまつは
晴はれたこの日ひも奪うばうよう
息いきも静しずかに横よこたえて
届とどく視線しせんを交かわすように
いずれ世界せかいの幕降まくおりる
今日きょうも手前てまえと笑わらい出だす
永劫えいごう 過去かこも その先さきの
泉いずみに写うつる水みずのよう
細波砕さざなみくだけて君きみも逝いく
当あたり前まえに浮うかんで
当あたり前まえに消きえてく
水みずに浮うかんだ笹ささの舟ふね
波なみに溶とけてく砂すなの城しろ
すくい出だせない掌てのひらの
次つぎもおそらくその中なかで
霞かすむ中なかで誰だれもが
風かぜに跡あとを託たくして
さあ
わずか残のこる
わずか注そそげ
当あたり前まえに
夜よるは明あけて
ここはどこかと尋たずねてた
言ゆうに耐たえない結末けつまつは
晴はれたこの日ひも奪うばうよう
息いきも静しずかに横よこたえて
届とどく視線しせんを交かわすように
いずれ世界せかいの幕降まくおりる
今日きょうも手前てまえと笑わらい出だす
永劫えいごう 過去かこも その先さきの
泉いずみに写うつる水みずのよう
細波砕さざなみくだけて君きみも逝いく
当あたり前まえに浮うかんで
当あたり前まえに消きえてく
水みずに浮うかんだ笹ささの舟ふね
波なみに溶とけてく砂すなの城しろ
すくい出だせない掌てのひらの
次つぎもおそらくその中なかで
霞かすむ中なかで誰だれもが
風かぜに跡あとを託たくして
さあ
わずか残のこる
わずか注そそげ
当あたり前まえに
夜よるは明あけて