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あの頃僕ころぼくらはかえみち わざと遠回とおまわりをしては
とっておきの場所ばしょ秘密ひみつ景色けしきながめてた

あの頃僕ころぼくらは二人ふたりきり うみるのがきだった
たくさんはなしをしながら いま全部覚ぜんぶおぼえてる

「“しあわせ”の在処ありか何処どこだろう?」って わらごえ一緒いっしょさがしたね
それはすぐそばにあったのに気付きづかずに

ただねがってたんだ このままときまれ
未来みらいなんてぼくはいらない 二人ふたりうみていたい
でもぼくらはきっと大人おとなになってしまうんだろうね
精一杯せいいっぱいおもいをめてうたえていく

どものぼくらはいつまでも たりまえしんじていた
わらないでくれないか?」 ずっとこうしていたいんだ

ときながれがやたらはやくって いてけぼりをらわされそうで
必死ひっしきみつなぎとめる言葉ことばさがすんだ

ただきしめたくて 最後さいごよるきみ
れてくよ 二人ふたりだけの 大切たいせつあおうみへと
そしていまこそうよ ゆるやかななみのリズムで
精一杯せいいっぱい言葉ことばめてうたせていく

ただねがってたんだ このままときまれ
未来みらいなんてぼくはいらない 二人ふたりうみていたい
でもぼくらはきっと大人おとなになってしまうんだろうね
精一杯せいいっぱいおもいをめてうたえて

精一杯せいいっぱいおもいをめてはなえて きみとど