時代じだいはいつでも雄弁ゆうべんで退屈たいくつだ
建たて前まえばかりの日々ひびは息いきが詰つまる
傷きずつけあっても不器用ぶきような繋つながりを
信しんじていたいのだ、誰だれかに笑わらわれても

「クソみたいな毎日まいにち...」を笑わらい飛とばして歩あゆむ

僕ぼくら生いきてゆく、狂くるおしい程ほどに前まえを向むいて
泣ないている顔かおさえ出来できずに明日あしたを待まってる

名前なまえも歴史れきしも僕ぼくらにはないけれど
額ひたいに汗あせして見みつけた心こころがある

改あらたまって言ゆう事ことじゃないね、でもね...こんな時代じだいに

ねぇ、聞きかせて上辺うわべだけを撫なでる言葉ことばじゃなくて
小ちいさな声こえでもいいから、愛あいする人ひとよ

僕ぼくら生いきてゆく、時ときにツバを吐はく事こともあるけど
明日あしたを、あきらめきれない
僕ぼくらここで生いきてゆく、嫌きらいになれない愛いとしい日々ひびよ