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ほらかえれば かぜれながら
はかなさのなかいきづく記憶きおく

わずかないたみはることもなく
また一人立ひとりたまってる

つまづくその度差たびさされた
やさしさをそっとこしては

にぎかえしたときのやわらかなぬくもりが
木漏こものようにむねそそ

ねがとどけるよ
まよいなくけてゆくそらこうに
かえ時間ときなか
かたちいものをたださがつづけて
色褪いろあせてく景色けしきもすべて
明日あしたつよさにえて

くせないゆめの カケラをあつめた
つぎはぎだらけの 希望きぼうでもいい

おさなかたならゆびさしたその未来みらい
いままえにそっといている

しんつづけるよ
いつだって こたえなら ここにあるから

このねがとどけるよ
何度なんどでも 何度なんどでも 夜明よあけのそら
いたみさええていく
るぎないこの気持きもたしかめながら
色褪いろあせないおもいをすべて
明日あしたつよさにえて
あふれるひかりえて