こんなはずじゃないんだ 頭抱あたまかかえ
飽和ほうわした世界せかいから 逃にげ出だしたくてもがいている
さらさら 砂すなのように時ときが過すぎる
代かわり映ばえのしない現状げんじょう 夢ゆめのない明日あすを見みつめ

迷まよってばかりの昨日きのう さよならしたい
抗あらがうように 手てを伸のばしてみる

何百万回なんびゃくまんかい 泣ないて 生うまれ変かわるよ
赤あかい目めのままで行ゆこう 描えがいた未来みらいへ
ここまでおいで 手てを鳴ならしてる
君きみはどこの誰だれ? 闇やみに目めを凝こらして

人ひとの群むれ まるで氷こおりのよう
気持きもちだけじゃ溶とかせない 固かたく閉とじた世界せかい
触ふれる度たび 心こころが冷ひえて
今いまさら足掻あがいたって 立たち止どまって Game Over?

現実げんじつは甘あまくない 飲のみ込こみたくないくらい
蔓延はびこる雑念ざつねん 断たち切きって 闇やみを抜ぬけて

毎日まいにち 毎晩まいばん 抱だいて 擦すり切きれた夢ゆめ
じっと見みつめて ぎゅっと力込ちからこめた
奇跡きせきはないんだ あるわけがないや
行いこう 今いまなら まだ間まに合あうから

何百万回なんびゃくまんかい 泣ないて 生うまれ変かわるよ
風かぜが頬ほほ 乾かわかしてく 描えがいた未来みらいへ
ここまでおいで 手てを鳴ならしてる
心こころなしか ほら 優やさしい君きみの声こえ

何なんも見みえない わかんない それでも行ゆくよ
光ひかりが差さす 君きみが待まつ場所ばしょへ