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傷一きずひとつないこころ何処どこにあるのだろうか
首元くびもととおぎる かぜたずねられた
まっとうなこたえなんて わせてはいない
一人一ひとりひとつのいのち きときるだけ

すこしだけあおすぎたはるちのめされて
おななつひかりともにかきわけてきた
きみえらんだみち前向まえむきさよ、はびこれ
またいつかともえますように

くもらずにきてほしい だからあめきらわないで。」
うそはつかずにいてほしい さびしくなるだけだから。」

きみからだはその内側うちがわあいひそませてはこぶためにあるんだ
ずっと ずっと まれたからずっと
ぼくきみかれだれもみんな 言葉ことばにできず彷徨さまよってるんだ
いつか いつか とどけられるようにって

ひとはいりそびれ どうすることもできず
孤独こどくという拠点きょてん季節きせつ着替きがえるだけ
逆風ぎゃくふうかれながら 息絶いきたえてくねがいは
それぞれがおもい のなかにだけ

ここではない何処どこかに げてしまいたくって
自分じぶんじゃないだれかに なってしまいたくって
とりあえずけた 笑顔えがお一枚奥いちまいおく
ひとなにしがるのだろう

そべった芝生しばふうえ すこしだけいたあと
ドーナツのあなからのぞく そらがあまりにあおくて 今度こんど
おもいた

タイムマシンなんかなくたっていいんだ いま大事だいじにできた
らいいんだ
けど けど 後悔こうかい手放てばなせず
いつかうために ひとりになった ひとつになるため
かけらになった
そうさ そうだよ 一生いっしょうのうちに うようにって

We're never truly alone.
きみがくれたあのおもいに 綺麗きれい名前なまえなどなくても
きみがくれたあのおもいは 記憶きおくそらつづける

くもらずにきてほしい だからあめきらわないで。」と
うそはつかずにいてほしい さびしくなるだけだから。」と

ぼくなか迷子まいごになった孤独こどくきみさがしてきし
めてくれた
もうね いていいんだよって
こらえれるようになってしまって かなしいのにけな
かった
ぼくずっと ぼくずっと きたかったんだなぁ

こころなんかぶせないで おもわらいたかったんだ