共ともに生いき歩あゆんだ日々ひび
支ささえ続つづけてくれた人ひと
立たち尽つくすあなたの為ため
今何いまなにができるのだろう

黒くろい白鳥はくちょうが音おともなく舞まい降おりて
ささやかな日々ひびに終おわりを連つれてくる

いつも笑わらってた人ひとたちの怒鳴どなる声こえ
決断けつだんを迫せまられて俺達おれたちは変かわってく

シリウスが真夜中まよなかの空そらを
焼やき焦こがし感傷かんしょうを笑わらう
息いきは白しろく

共ともに生いき歩あゆんだ日々ひび
支ささえ続つづけてくれた人ひと
立たち尽つくすあなたの為ため
今何いまなにができるのだろう

告つげたサヨナラは数かぞえればきりがなくて
あるのは生身なまみの生命せいめいが灯ともす光ひかりだ

理屈りくつじゃわりきれぬ 道みちを選えらぼうとも
誰だれもが自みずからの想おもいはごまかせない

待まち焦こがれる幸しあわせも
家路いえじを急いそぐ幸しあわせも
もう一度抱いちどだきしめて
もう二度にどと離はなさずに

共ともに生いき歩あゆんだ日々ひび
支ささえ続つづけてくれた人ひと
立たち尽つくす心こころに今いま
世界せかいを取とり戻もどすよ

告つげたサヨナラは数かぞえればきりがなくて
あるのは生身なまみの生命せいめいが灯ともす光ひかりだ

命いのちは命いのちを育そだて
命いのちは命いのちを喰くらい
命いのちは命いのちを叫さけび
命いのちは一人ひとりじゃ生いかしきれない