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はなしをしているときに
おな景色けしきているときに
なやはげましうときに
なつかしさをおぼえるひとがいる
今日出会きょうであったばかりでも
かんじることさえあるとき
しんじられるんだぼくらが
まれわることを

ゆめねむったそのあさ
昨日きのうおな気持きもちがつづいてる
こんなふうおもいは途切とぎれずに
なにかをもとつづいていく

ぼくらのまれるずっとまえから
はじめてのように出会であって
またおうねとわる最後さいご
かえしてたのだろう
なつかしさの暗号あんごう
つなげられていく約束やくそく
そして何度目なんどめかの出会であいが
またはじまろうとしてる

まれわったかず
きっとそれぞれちがうんだ
きみなつかしさをだれかに
かんじたことくても
自分じぶんだけが孤独こどくだと
かなしまなくてもいんだ
心許こころゆるせるだれかに
これからはじめて出会であうのだろう

ゆめいて目覚めざめたあさ
ゆめかったと微笑ほほえんで
むねをなでろすやさしいあさ
いつかだれかにもやってくる

そうだれもがこのさきずっと
はじめてのように出会であって
またおうねとわる最後さいご
だれかとかえすのだろう
なにかをさがすそのたび
ささえたよろこびが
なつかしさの暗号あんごうになって
約束やくそくつなげていく

“またかえしてもいいと
おもえる人生じんせいになるように”

ぼくらはまれるずっとまえから
はじめてのように出会であって
またおうねとわる最後さいご
かえしてたのだろう
なつかしさの暗号あんごう
つなげられていく約束やくそく
そして何度目なんどめかの出会であいが
またはじまろうとしてる

なにかをさがぼくらのたび
またはじまったんだ