何なにも言いわないまま 流ながれてゆくときの中なかでいったい私わたしは
大切たいせつなものを いくつ見みつけられるだろう 見みつけてきたんだろう

今日きょうが ここにあることも
泣なけるのも笑わらえるのも ひとりじゃできないこと

何度なんども 何度なんどでも この思おもい伝つたえたいから
いつまでも そばにいてね
この世界せかいで あなたと出会であえたこと
ただそれだけで ありがとう

途切とぎれたままの あの日見ひみてた夢ゆめに少すこし 近ちかづいたときに
浮うかんでくるのは まるで自分じぶんのことのように 喜よろこぶあの顔かお

どんな時ときも 味方みかただから
長ながい夜よるさえきっと 乗のり越こえられたんだよ

何度なんども 何度なんどでも この思おもい伝つたえたいから
いつまでも そばにいてね
この世界せかいで あなたと出会であえたこと
ただそれだけで ありがとう

時ときには 本気ほんきでぶつかったね
心配しんぱいかけたよね
叱しかってくれた 厳きびしい言葉ことばさえも
今いまは 胸むねの中なかで光ひかる 宝物たからものになって
強つよくしてくれる

いつでも 何度なんどでも この思おもい伝つたえたいから
どんな時ときも そばにいるよ
あなたがいる この世界せかいがあること
そこに 私わたしがいること

「ありがとう」 言いえるあなたがいる
ただそれだけで ありがとう