溢あふれ出だしそうな交差点こうさてんで 急いそぐ人ひとに流ながされるまま
慣なれない足あしどり 少すこしぎこちないけど

「人生じんせいそんなに甘あまくないよ」 君きみがふざけながら言いった事こと
思おもい出だしては いつも空そらを見上みあげた

懐なつかしい風かぜの香かおりがした 君きみを思おもい出だすよ
「もっと頑張がんばれよ」って言葉ことばが ほら聞きこえる

どんなに どんなに 僕ぼくらが離はなれても
いつでも目一杯めいっぱい 心こころに 出逢であえた喜よろこびを
雨降あめふりの日ひでも晴はれの日ひでも 何度なんども踏ふみしめた 足跡あしあとが示しめしてる
記憶きおくの笑顔えがお 抱だきしめて

空あき缶かんが風かぜに倒たおされて 音おとを立たてながら転ころがって
歩道ほどうの脇わきで どこか切せつなく止とまる

ふいに自分じぶんと重かさなって見みえた 過すぎ去さるだけの時間じかんの中なか
吹ふかれるままに 毎日まいにちを過すごしていた

ふと立たち寄よったコンビニの中なか 時間ときを戻もどすメロディー
ちょっと疲つかれかけた心こころが あの日ひに還かえる

まだまだ これから 何なんとか頑張がんばってみるよ
この街まちの空そらは くすんで 狭せまく感かんじるけど
自分じぶんで切きり開ひらく今日きょうという日ひを きっとあの場所ばしょで 君きみも今いまを歩あるいている
ひとりじゃないさ いつだって

どんなに どんなに 僕ぼくらが離はなれても
いつでも目一杯めいっぱい 心こころに 出逢であえた喜よろこびを
雨降あめふりの日ひでも晴はれの日ひでも 何度なんども踏ふみしめた 足跡あしあとが示しめしてる
記憶きおくの笑顔えがお 抱だきしめて