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よみがな
ぼく ひとつあげましょう だからあなたのをください
まだたことのないはな あたらしい季節きせつさがしてた

なんにもわないぼくはな とおぎるひとにサヨナラ
なんにも出来できないはずなのに すこしだけとおくをてた
のようにかさねておいたなや
あさにはわすれてしまうから すぐに

よるばしそっとって またなにおうとしてるから
つまりはぼくはな さがしてた

なんにもいらないはずなのに 何気なにげなくそとはな
なんにもいらないはずなのに ためらわずそれを
テーブルのうえ かさねていたほん
名前なまえらないはなはさんでた

よるばしそっとって またなにおうとしてるから
つまりはぼくはな さがしてた

ぼくをかざしたってったって わらないことばかりだから
いつもぼくじて げてた

よるばしそっとって 何度なんどおうとしてた言葉ことば
あるしたぼく言葉ことば それだった