不思議ふしぎだけど
望のぞむものは
いつも不安ふあんのそばにある
ふと立たち止どまるあなたの癖くせも
私あたしだけのものだと思おもってた 馬鹿ばかみたい
あとどれくらい あとどれくらい 女おんなは愛あいを知しってく
あとどれくらい あとどれくらい 男おとこは愛あいを捨すててく
夢ゆめの中なかに 夢ゆめをみては 歩あるいてゆくの

好すかれることばかり
考かんがえ込こむんじゃなくて
あなたを
好すきになりたい
嫌きらわれた理由りゆうがわからないなんて
”自分じぶんばっか・・”は思おもい上あがり
まだ果はてしなく まだ果はてしなく 私あたしは愛あいを知しってく
まだ果はてしなく まだ果はてしなく あなたは愛あいを捨すててく
答こたえ合あわせしないままに 歩あるいてゆくの

母ははの中なかにある少女しょうじょ 風かぜにほどかれたその髪かみ
名前なまえまではじめて知しった日ひ
一生分いっしょうぶんの心拍数使しんぱくすうつかい切きるほどの告白こくはく
ふたりの間柄あいだがらの速度そくど
あなたが望のぞんで 私わたしが笑顔えがおになること
意地いじになって固かたまること 嘘うそやごまかし
死しにゆくビル 電線でんせんのない空そらを悲かなしみ
泣なくほどのことじゃないのに
夜よるも朝あさも雨あめも陽ひも 秋あきも冬ふゆも春はるも夏なつも
それはすべてが
愛あいと誠まことが織おりなしていく
愛あいと誠まことのファンタジア

あとどれくらい あとどれくらい 女おんなは愛あいを知しってく
あとどれくらい あとどれくらい 男おとこは愛あいを捨すててく
夢ゆめの中なかに 夢ゆめをみては 歩あるいてゆくの
愛あいの中なかに 愛あいをみつけて 歩あるいてゆくの