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まどそとつきかぶ 深夜しんや映画えいがと なんだか寝付ねつけないよる
ぼくとなり やさしい吐息といき いとしさがつのたしかなこのぬくもり

運命うんめい」って言葉ことば しんじてないけど
それならきみ出会であった偶然ぐうぜんは どんなふうにべばいいのだろう

やわらかくてすぐに こわれそうなのひらを
ありったけのあいめてそっとつつんだ
ろくに自分じぶんのことも ままならないぼくだけど
ぼく両手りょうてきみ世界せかいを ずっとまもっていたい

だれかのこと おも気持きもちが こんなにもぼくちからあたえるなんて
限界げんかいっていうセリフをたてに やりごしてた日々ひび いまではうそのようだ

しおれたままでほうっておいたゆめ
きみつたって また息吹いぶす そしてきる意味いみ

このむね鼓動こどう不器用ぶきようあいせて
さけつづけることしか出来できないけれど
一部始終いちぶしじゅうきみに ただいつわりなくせたい
ぼく背中せなか きみひとみに どううつりこむかな

どんな映画えいがも 「おわり」はある
でも記憶きおくなかつづけていく

喜怒哀楽きどあいらくまる ぼくかたすべてが
きみ人生じんせいみちしるべになれるように
そしていつのにか しあわせをつけたとき
このおもいが きみこころに そっといてしい
きっといていてしい