ざわめく街まちの道端みちばたで
風かぜの中なかひとり歌うたっていた
四角しかくい空そらを見上みあげて

君きみは笑わらうかもしれないけど
僕ぼくは本気ほんきで信しんじているんだ
錆さびついたこの現実げんじつを
いつか変かえられると

胸むねに突つき刺ささるこの情熱じょうねつが
奇跡きせきを呼よび起おこすさ いつの日ひか
決けっして比くらべなくていい
僕ぼくたちのスピードで

そう未来みらいは待まちわびるんじゃなくて
この手てでつかむものさ きっと
僕ぼくたちは立たっている
この果はてしない道みちに

君きみの優やさしさはまるでそう
綿菓子わたがしみたいに柔やわらかくて…
甘あまえてしまいそうになる

自分じぶんらしく生いきていたいと
人ひとは誰だれもがそう思おもってるのに
なぜ時代ときはいたずらにただ
心こころを惑まどわせる

降ふりそそぐ太陽たいようを抱だきしめて
明日あすへと走はしり出だそう 迷まよわずに
誰だれも止とめられやしない
僕ぼくたちのスピードで

もう傷きずつくことを怖おそれないで
見みつけた夢ゆめに食くらいついて
僕ぼくたちは輝かがやける
暗闇くらやみを蹴散けちらして

空回からまわる日々ひびに悩なやんだり苛いらつくときも
終おわらないこの歌うたをずっと口くちずさもう

胸むねに突つき刺ささるこの情熱じょうねつが
奇跡きせきを呼よび起おこすさ いつの日ひか
決けっして比くらべなくていい
僕ぼくたちのスピードで