ねえ 君きみのために
何なにができるのかな?
僕ぼくは考かんがえたけど
何なにも浮うかばない

そう 君きみに贈おくる
花はなも持もっていないし
安やすいダイヤモンドも
僕ぼくは買かえないよ

こんなに君きみを
愛あいしてても
僕ぼくの想おもい
伝つたわらなくて
切せつなくなって来くる

いつでも そばにいてあげる
それしか 僕ぼくにはできない
時ときの砂すなが
落おちる音おとを
聴ききながら眠ねむろうか?

ねえ 君きみのために
歌うたを歌うたいたいんだ
決けっして 上手うまくないけど
せめて子守唄こもりうた

そう 眠ねむるまでは
僕ぼくが起おきているから
寝顔ねがお 微笑ほほえむような
夢ゆめを見みて欲ほしい

どんなに君きみを
愛あいしてるか
言葉ことばよりも
確たしかなものは
共ともに過すごす時間じかん

いつでも そばにいてあげる
それしか 僕ぼくにはできない
遠とおい潮騒しおさい
君きみの寝息ねいき
聴ききながら 夜明よあけまで

いつでも そばにいてあげる
それしか 僕ぼくにはできない
時ときの砂すなが
落おちる音おとを
聴ききながら眠ねむろうか?