夕暮ゆうぐれの帰かえり道みち 伸のびてゆく影かげ 俯うつむき歩あるいた
一人ひとりきり思おもい出だす 考かんがえだせば終おわりはなくて

もう泣なかないって決きめたのに すぐ抱だきしめてくれるから
その腕うでの中なか 眠ねむりにつくまで

怖こわい夢ゆめさえ見みなくていいように その声こえを聞きかせ続つづけてね
知しらない事ことばかりの道みち 迷まよってしまっても すぐに導みちびいてくれるから

ふわりと浮うかぶ優やさしさの数かずは まだこれだけじゃ足たりないから
見みえない未来みらいにも光ひかりを見みせ続つづけて
途切とぎれないように温ぬくもりで繋つないでいて

窓まどの外そと 夜よるの空そら 星屑ほしくずの海うみ ゆっくり歩あるいた
ここはまだ夢ゆめの途中とちゅう 目めが覚さめた時とき 覚おぼえてるかな

ぶつかりあってしまっても この手てを離はなさないでね
今いまより強つよくなれるその日ひまで

暗くらい夜よるでも泣なかないでいいように その声こえを聞きかせ続つづけてね
誰だれも知しらない秘密ひみつの箱はこを開あける鍵かぎは その言葉ことばしかないんだから

涙なみだを包つつむ優やさしさの数かずは まだこれだけじゃ足たりないから
まだ弱よわい私わたしに光ひかりを見みせ続つづけて 忘わすれないように温ぬくもりで繋つないでいて

幼おさない頃ころに聞きかせてくれた 絵本えほんの中なかの話はなしみたいに
誰だれよりも強つよく優やさしくなって 今度こんどはあなたを守まもってあげたい

ここに生うまれた確たしかな奇跡きせきは 今いまもまだ続つづいているんだ
どんな辛つらい時ときでも握にぎり返かえしてくれる あなたの手てが側そばにあるから

未来みらいを紡つむぐ優やさしさの数かずは この胸むねに溢あふれているから
これからも私わたしは知しらない道みちを行いくけど
大丈夫だいじょうぶだから もう一人ひとりで泣なかないよ