夕暮ゆうぐれの帰かえり道みち 君きみはうつむいたまま
まるで何なにかを隠かくす様ように 僕ぼくに手てをふった
大事だいじな事こと 今いまは全部ぜんぶ 言いい足たりない時間じかんと
オレンジに染そまる雲くもの向むこう 君きみと見みつめていた

どんな言葉ことばだって(君きみには) 今いまは似合にあわないだろう
過すぎゆく時ときだけが(その時ときを) そっと語かたりかける

明日あしたになればまた君きみに
逢あえる喜よろこび噛かみ締しめてた
「それじゃまたね」
夕日ゆうひと君きみに 大おおきく手てを振ふった
ララララ…

電車でんしゃから見みえる景色けしき 変かわり続つづける景色けしき
変かわらないさと握にぎりしめた その手てには何なにがある?

今君いまきみの事ことを(確たしかに) 思おもい出だしたのはなぜ?
あの時ときと同おなじ(君きみと見みた) 夕焼ゆうやけのせいにして

大人おとなになる意味いみ 幸しあわせの意味いみ
わかった様ようなふりしていたけど

僕ぼくらが旅たびに出でたあの日ひ 君きみも君きみを探さがしていたんだろう?
あれからの日々ひび 今いままでの事こと 話はなしてくれないか?

明日あしたになればまた君きみと
「逢あおうね」って約束やくそくしたいから
今いま この時ときを さよならするよ
「それじゃまた明日あした」
ララララ…

また明日あした