- 文字サイズ
- よみがな
誰だれかが僕ぼくを呼よんでるような気きがして
歩あゆみを休やすめ 振ふり向むけど 何なにもなくて
きっと聞きこえた声こえはあの夏なつの日ひの
まっすぐな僕ぼくの声こえ 心こころの奥おくの方ほうから
扇風機せんぷうきが首くびを振ふり ゆれる蚊取かとり線香せんこうの煙けむり
キンキンに冷ひやしたジンジャーエール 飲のみ干ほしていつもの神社じんじゃへ
特とくに何なにかをするわけでもなく 笑わらい声ごえだけ無限むげんに広ひろがる
飛行機雲追ひこうきぐもおいかけ 南みなみからは心地ここちよい風かぜ
目めをつむれば過すぎ去さりし木漏こもれ日び まだ幼おさなかったこの手てに
握にぎりしめていた未来みらいも 古ふるい写真しゃしんの中なかセピア色いろ
良いいとか悪わるいとかじゃないよ ただこの街まちも 僕ぼくたちも
変かわったんだ あっという間まに 涙雨なみだあめか 刹那せつなの夕立ゆうだち
風かぜに舞まう向日葵ひまわり 遠とおくに蝉時雨せみしぐれ
日ひに焼やけたいつかの少年しょうねんの詩うた
夕暮ゆうぐれは切せつなく この胸むねに焼やき付つく
物憂ものうげな花火はなびの煙けむりと共ともに
夏なつの終おわりに 夏なつの終おわりに
そろそろ近所きんじょの祭まつりオハヤシの音おとが 窓まどの外そとから聞きこえる頃ころか?
駆かけずり回まわっていた裏山うらやま 今思いまおもい出だすだけで羨うらやましい
無駄話むだばなしばっかしてたっけ? どんな景色けしきを見みてたっけ?
ビー玉押だまおして弾はじけるラムネ 味あじは切せつない夢ゆめか正夢まさゆめ
今いまでは遠とおい記憶きおくの中なかに 灯ともるあの日ひの線香花火せんこうはなび
いつまでも心こころに留とどめたい だけどもう二度にどとは戻もどれない
取とり残のこされた蝉せみの抜ぬけ殻がら 家いえまでの帰かえり道抜みちぬけたら
おぼろげ光ひかる月つきは浮世絵うきよえ 夏なつの終おわりを告つげる虫むしの音ね
誰だれかが僕ぼくを呼よんでるような気きがして
歩あゆみを休やすめ 振ふり向むけど 何なにもなくて
きっと聞きこえた 声こえはあの夏なつの日ひの
まっすぐな僕ぼくの声こえ 心こころの奥おくの方ほうから
思おもい出でばかり この胸むねをよぎる
黄昏たそがれに涙なみだも溢あふれるけど
今いまも背中せなかを支ささえているのは
あの日ひの僕ぼくたち あの日ひの約束やくそく
風かぜに舞まう向日葵ひまわり 遠とおくに蝉時雨せみしぐれ
日ひに焼やけたいつかの少年しょうねんの詩うた
夕暮ゆうぐれは切せつなく この胸むねに焼やき付つく
物憂ものうげな花火はなびの煙けむりと共ともに
夏なつの終おわりに
儚はかなくも愛いとおしい Ah
夏なつの終おわりに
歩あゆみを休やすめ 振ふり向むけど 何なにもなくて
きっと聞きこえた声こえはあの夏なつの日ひの
まっすぐな僕ぼくの声こえ 心こころの奥おくの方ほうから
扇風機せんぷうきが首くびを振ふり ゆれる蚊取かとり線香せんこうの煙けむり
キンキンに冷ひやしたジンジャーエール 飲のみ干ほしていつもの神社じんじゃへ
特とくに何なにかをするわけでもなく 笑わらい声ごえだけ無限むげんに広ひろがる
飛行機雲追ひこうきぐもおいかけ 南みなみからは心地ここちよい風かぜ
目めをつむれば過すぎ去さりし木漏こもれ日び まだ幼おさなかったこの手てに
握にぎりしめていた未来みらいも 古ふるい写真しゃしんの中なかセピア色いろ
良いいとか悪わるいとかじゃないよ ただこの街まちも 僕ぼくたちも
変かわったんだ あっという間まに 涙雨なみだあめか 刹那せつなの夕立ゆうだち
風かぜに舞まう向日葵ひまわり 遠とおくに蝉時雨せみしぐれ
日ひに焼やけたいつかの少年しょうねんの詩うた
夕暮ゆうぐれは切せつなく この胸むねに焼やき付つく
物憂ものうげな花火はなびの煙けむりと共ともに
夏なつの終おわりに 夏なつの終おわりに
そろそろ近所きんじょの祭まつりオハヤシの音おとが 窓まどの外そとから聞きこえる頃ころか?
駆かけずり回まわっていた裏山うらやま 今思いまおもい出だすだけで羨うらやましい
無駄話むだばなしばっかしてたっけ? どんな景色けしきを見みてたっけ?
ビー玉押だまおして弾はじけるラムネ 味あじは切せつない夢ゆめか正夢まさゆめ
今いまでは遠とおい記憶きおくの中なかに 灯ともるあの日ひの線香花火せんこうはなび
いつまでも心こころに留とどめたい だけどもう二度にどとは戻もどれない
取とり残のこされた蝉せみの抜ぬけ殻がら 家いえまでの帰かえり道抜みちぬけたら
おぼろげ光ひかる月つきは浮世絵うきよえ 夏なつの終おわりを告つげる虫むしの音ね
誰だれかが僕ぼくを呼よんでるような気きがして
歩あゆみを休やすめ 振ふり向むけど 何なにもなくて
きっと聞きこえた 声こえはあの夏なつの日ひの
まっすぐな僕ぼくの声こえ 心こころの奥おくの方ほうから
思おもい出でばかり この胸むねをよぎる
黄昏たそがれに涙なみだも溢あふれるけど
今いまも背中せなかを支ささえているのは
あの日ひの僕ぼくたち あの日ひの約束やくそく
風かぜに舞まう向日葵ひまわり 遠とおくに蝉時雨せみしぐれ
日ひに焼やけたいつかの少年しょうねんの詩うた
夕暮ゆうぐれは切せつなく この胸むねに焼やき付つく
物憂ものうげな花火はなびの煙けむりと共ともに
夏なつの終おわりに
儚はかなくも愛いとおしい Ah
夏なつの終おわりに