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車くるまの中なかから見みる街まちは幼稚ようちな幻まぼろしみたい
ドアを閉しめた低ひくい音おとで 今日きょうのことを断たち切きったつもり
形かたちあるものは「いつか」「なぜか」脆もろく壊こわれてしまうという
そんなルーズな仕掛しかけで世界ここはできてる
どんな闇やみに紛まぎれ 声こえを出ださなくても
お互たがいの姿すがたは 見みえていたよ
何度なんども触ふれて うなずくたびいつも
何なにもかもが分わかり合あえた それ以上いじょうは あぁ 望のぞまなかった
内緒ないしょにしていたつもりだろう 首元くびもとの小ちいさなタトゥー
下おろした髪かみに隠かくしても 気きづいていた 初はじめの日ひから
愛あいは誰だれかに見みせたり まして誇ほこるようなものではなくて
どんな形かたち どんな色いろ そっと秘ひめたまま
永遠えいえんという文字もじが 何なにより似合にあうのは
「さよなら」や「後悔こうかい」だけなのかな
一度壊いちどこわれた愛あいは戻もどらないと
綻ほころびのないルールがある
星ほしが全部ぜんぶほら空そらから落おちる
夜よるを抜ぬけた街まちは飴細工あめざいくみたいに
恋人こいびとたちの想おもい 巻まき込こんだまま
歪ゆがんで捻ねじれ 混まざって溶とけてゆく
そしてすぐに形作かたちつくる 繰くり返かえす夜よるは 束つかの間まの舞台ぶたい
ドアを閉しめた低ひくい音おとで 今日きょうのことを断たち切きったつもり
形かたちあるものは「いつか」「なぜか」脆もろく壊こわれてしまうという
そんなルーズな仕掛しかけで世界ここはできてる
どんな闇やみに紛まぎれ 声こえを出ださなくても
お互たがいの姿すがたは 見みえていたよ
何度なんども触ふれて うなずくたびいつも
何なにもかもが分わかり合あえた それ以上いじょうは あぁ 望のぞまなかった
内緒ないしょにしていたつもりだろう 首元くびもとの小ちいさなタトゥー
下おろした髪かみに隠かくしても 気きづいていた 初はじめの日ひから
愛あいは誰だれかに見みせたり まして誇ほこるようなものではなくて
どんな形かたち どんな色いろ そっと秘ひめたまま
永遠えいえんという文字もじが 何なにより似合にあうのは
「さよなら」や「後悔こうかい」だけなのかな
一度壊いちどこわれた愛あいは戻もどらないと
綻ほころびのないルールがある
星ほしが全部ぜんぶほら空そらから落おちる
夜よるを抜ぬけた街まちは飴細工あめざいくみたいに
恋人こいびとたちの想おもい 巻まき込こんだまま
歪ゆがんで捻ねじれ 混まざって溶とけてゆく
そしてすぐに形作かたちつくる 繰くり返かえす夜よるは 束つかの間まの舞台ぶたい